岐阜県郡上市大和町母袋（もたい）地区の名物・『母袋燻り豆腐（もたいいぶりどうふ）』は全国に類を見ないお豆腐の燻製です。

厳選した丸大豆、地味噌、桜材のチップを使い、堅く仕上げた豆腐に、郡上味噌を塗り、燻製にしてあります。昔ながらの機械を使っていますのでほとんどの工程が手作業で手間がかかり、完成までに 3日かかります。それゆえ大量生産はできず一度に120本しか作ることができません。

まるでスモークチーズのように香ばしく、郡上味噌とお豆腐の素朴な味です。

本商品は箱入りですので、お取り寄せのほか贈り物にもご利用いただけます。

母袋燻り豆腐は今から７００年以上前、鎌倉時代につくり初められ、一説には平家の落人が製法を伝えたとも言われています。その頃の母袋地区は鎌倉街道があり、旅人の往来が盛んで宿場もにぎわっていました。ところが、当時の山越えの旅は道に迷いガケに落ちる、空腹、病にかかるなど命がけでした。そこで、大豆を大量に使った豆腐を囲炉裏で長時間いぶすことによって、栄養価があり、日持ちが良く、量目も少ない豆腐が作られました。

醤油やわさび、マヨネーズなどをつけてお召し上がりいただきましても味わい深いコクのある味覚を楽しむことができます。

・全国特産品コンテスト中小企業庁長官賞受賞

・全国観光土産品連盟推奨品